欲しいものは永遠
永遠にこの地にいたいのです
肉体など滅んでいい
存在だけでかまわない
自分というこの意識を
このほしに留めて欲しいのです
一つの資源が尽きる時
自分はまだ生きているでしょう
けれど第二の資源が尽きる時
自分はもう死んでいるでしょう
第三第四と消えてゆき
その後を自分は知りたいのです
何者も住めぬ死の大気を作るのか
そこらじゅうが火の海になるのか
何もかもが水に飲み込まれるのか
全てが凍りつき静寂が訪れるのか
あるいは
支配者の名を彼らの元に返すのか
そのさまをこの目で見ていたいのです
己で己の首を絞めてゆくやつらを
それが永遠を望む理由です
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